ViやEmacsを使わなくても

viはUNIXで漢字が扱えるようになったことがニュースになった時代に、ぼちぼち使ったことがある。
Emacsは使っている人は知っているし、こんなに便利なものなんだと得々と説明されたことがあるが、
あれがかえってUnix系( Unix-like )の普及を妨げているような気がする。

DOSならVzエディタとか、Windowsなら秀丸だとかそんなの使っていた人が、viやEmacsへ行けと
いわれてもちっと酷。でもnanoかviの最低限のコマンドは覚えておかないと、XWindowsシステムが
起動しなかったときに泣きを見ますよとはいっておく。
nanoの場合は、コマンドラインに対して、 $ nano ファイル名 でそのファイルを開き、
上下左右の矢印キーでカーソルを移動し、文字はそのまま入力し、文字を消すにはDelete/BackSpace
キーが使え、CTRL+X でエディタを終了。そのときファイルの内容が変更されていたら、保存しますか?
と聞かれるので、保存するならY, しないなら Nを入力。

viは、i 小文字のアイで、文字入力を開始して、ESC を押すと文字入力をやめる。
4dd 4dw 4dc 最初のdはDelete削除のd。4ddはカーソル行から4行削除、4dwは4単語(word)削除、4dcは
4文字(character)削除。cの代わりにスペースも使える。いろんなコマンドがこのスタイルで行数・単語数
・文字数指定できるのがユニーク。
: を入れるとコマンドモードになって、文字列検索、置換など高度な技が使えるが、
大切なのは、 :w で保存、 :n で次のファイルを編集 :wq で保存して終了 :q! で編集内容を保存しないで
終了の4つだ。

ただ、Windowsからパソコンを始めた人が、Unix系にやってきたときに、何かエディタを使おうとしたときに
アクセサリのエディタより、ちょっと強力で、でも、ワープロまでの機能はいらないやというときに、
何を使ったらいいんだろうと、そんなことを考えてお勧めしたいのが、この、 Geany と Gobby だ。

Geany は、複数ファイル編集、ファイル拡張子を認識してタグや構文で色分け表示、コンパイルやビルド
プログラム実行メニューがあって、プログラムやHTML編集なんかに使えるエディタだ。

Gobby は、ネットワークでつながった他のパソコンのユーザとチャットしながら、同じファイルを編集できる
という、コラボレーション・エディタだ。それ以外は複数ファイル編集可能な普通のスクリーンエディタ
なんで、1人で使っているとアホみたいだといっておく。あくまで複数人で使うものである。

どちらもGlibの文字コード変換を採用しているので、シフトJIS、日本語EUC、JIS、UTF-8の文書を
開いて、変換するのも簡単だ。
Ubuntu Gutsy (7.10)に入っていたのは日本語化されていなかったが、それぞれの開発元のサイトに
いくと日本語対応のものがダウンロードできる。(Geanyは最新リリースから、Gobby は私がおととい日本語化したばかりなんで開発中のソースから 08/04/18現在)。



Geany のプラグインを使用してみる

Geanyの端末ウィンドウって結構使えるんですが、他のプラグインもおもしろい。
VC バージョン管理連携プラグインは、CVS, Subversion, Git, などなどのバージョン管理システム
のローカルコピーのファイルを開いているときに add remove commit diff log 操作を行うことが
できる優れもの。個人的には なんで更新コマンドがないのか疑問だ。

端末プラグインは、これって標準機能じゃないのっていうぐらいについつい使ってしまう。
コンパイラのメッセージが表示される下部ペインがタグ切り替えで端末画面を統合している

他にはデバッガプラグインもありますね。あと何が必要なんだろう?
私としては、ファイルフィルタを拡張しやすくして欲しいかな。

  • 最終更新:2008-04-18 23:29:50

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